種なしスイカはどうやって作られるの?

 

 

以前に種無しぶどうについてお話しましたが、

 

 

種なしスイカを作る方法は種なしブドウとは違います。

 

 

 

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答え

 

まず、ほとんどすべての生物の体の中にはその性質を決める染色体というものが入っており、

 

その数は生物の種類によって決まっています。

 

普通のスイカの染色体は22本と2の倍数になっています。

 

これを2倍体といいます。

 

ところが染色体の数が3の倍数のものは3倍体といって種ができない性質があります。

 

例えばバナナが3倍体です。

 

そこで、種ができないスイカにするためにふつうのスイカに手を加えて3倍体のスイカを作るのです。

 

まず、ふつうのスイカの苗に「コルヒチン」という薬をつけると染色体の数が倍の44本になり、

 

4倍体のスイカになります。

 

これにふつうの2倍体のスイカの花粉をつけると、染色体は33本の3倍体のスイカの種ができるのです。

 

これをまくと実がなっても種ができない種なしスイカができるのです。

 

 

 

 

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