では地球温暖化現象とはどういうものなのでしょうか?
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答え
地球を包んでいる大気(空気の層)の中には、温室効果ガスという気体が含まれています。
温室効果ガスは地球の表面から出てきた赤外線のエネルギーの一部を吸収して、
もう一度地球の表面を暖めます。
温室効果ガスのおかげで、地球から出ていくエネルギーが調整され、
エネルギーの出入りがうまい具合につり合っているのです。
ですから、大気の中の温室効果ガスの量が変わると、
地球に出入りするエネルギーのつり合いが崩れます。
二酸化炭素は温室効果ガスの一つです。
1800年ごろから、大気の中の二酸化炭素の量が、急激に増えています。
原因は、私達が、石油、石炭、天然ガス、といった燃料をたくさん使うようになったからです。
石油、石炭、天然ガスには、炭素が含まれており、
これらを燃やすと、二酸化炭素が発生するのです。
大気の中の温室効果ガスが増えると、
地球の表面から出てくる赤外線のエネルギーが温室効果ガスにたくさん吸収されます。
地球から宇宙へ出ていく赤外線のエネルギーが減り、地球にエネルギーがたまっていきます。
つまり、地球の温度が上昇していくのです。
地球の温度が高くなると、南極や北極の氷がとけて海の水の量が増え、
低い陸地が海底に沈んでしまうと考えられています。
さらに、異常気象が世界中で起こり、
食糧や飲み水が不足するのではないかと心配されています。
また、熱帯地方の恐ろしい病気であるマラリアが世界にひろがり、
たくさんの人が犠牲になるかもしれません。
このようなことにならないように、今、全世界で、
温室効果ガスの排出量の削減が重要課題になっています!!
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