みなさんトイレで用を足した後は水を流しますよね?
ちなみにそのうんちとおしっこのことを汚物といいます。
ではトイレの汚物は、どのような道筋で処理されるのでしょうか?
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答え
これは実は地域によって違っています。
まず下水道が普及している地域は、水洗トイレから下水管に流されます。
下水管は下水処理場につながっていて、集められた下水は、
下水処理場で処理されてから、川や湖や海に流されます。
ちなみに、これらの下水道に対して、
私達が飲んだりする水道は、上水道といいます。
下水処理場では、まず下水中に含まれているかたまりを取り除きます。
次に、下水の中に活性汚泥という泥をたくさん加えます。
泥といっても、微生物がたくさんあつまっているので、
ぼたん雪のようになった柔らかいかたまりです。
泥の中にいる無数の微生物は、酸素が十分にあると活発に活動する細菌です。
空気が好きな細菌という意味で、好気性最近といいます。
活性汚泥を含んだ下水に空気を送り込むと、
細菌は、汚物をエサにして盛んに活動します。
その時、汚物は二酸化炭素と水に分解されます。
そしてこの水は、殺菌してから川などに放流されるのです。
何気なく使っているもにも、それぞれ色々なメカニズムが活用されてるんですね~^^
では次回は、下水道が整備されていない地域の場合のお話をします!
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