イギリスとブリテンとイングランドの違い

 

 

先日、スコットランドの独立について国民投票がされていましたよね?

 

 

結果は独立しないとなりましたが、

 

 

そもそもイギリスに関係する名前ってがたくさん出てきますよね?

 

イギリスやイングランド、アイルランド、ブリテンなど…

 

私も、

 

「どれがイギリスなんだ?」

 

「なんでそんなにイギリスはたくさんの国名があるんだ?」

 

って思っていたことがあります。

 

実は、イギリスというのは通称で、正式な国名ではありません。

 

イギリスの正式名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」と言います。

 

英語では「United Kingdom」(ユナイテッド・キングダム)と言われるのですが、

 

そもそもイギリスは4つの国や地域が集まってできている連合国なのです。

 

イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの4つが合わさって成り立っています。

 

歴史的には、もともと4つの国はそれぞれ独立国だったのですが、

 

イングランドが周囲の3つの国を取り込んでいき、現在の「United Kingdom」ができました。

 

では、なぜ日本では「イギリス」と呼ばれるのでしょうか?

 

これにはいろんな説があるのですが、

 

ポルトガル語の「Inglez」やオランダ語の「Engelsch」がなまって「イギリス」となったようです。

 

そして、「ブリテン」はイングランド、スコットランド、ウェールズがある島のことを指します。

 

そのため、「ブリテン」と言う時は北アイルランドは含まれず、イングランド、スコットランド、ウェールズの3つを指すことになります。

 

 

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