SDGs(エスディージーズ)という言葉を

雑誌や本で見かけたり、ニュースで聞いたりすることが

増えてきたと思います。


でも、実際どんなものか知らないという方も多いのではないでしょうか?



SDGs(エスディージーズ)は、「Sustainable Development
Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、

2015年9月、ニューヨークの国連本部で行われた国連サミットで採択された、

連加盟193カ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標です。


世界では、さまざまな問題や課題に直面しています。

貧困
気候変動
人種やジェンダーに起因する差別


このような地球規模の問題を解決するために、
『誰ひとり取り残さない』という共通理念のもと、
SDGsでは〈17の目標〉と、
それを達成するための169のターゲット
設定しています。




上の絵を、街中で見かけたことある!

という方もいるのではないでしょうか。



では、そもそも「持続可能な開発目標」って何?




国連では、「持続可能な開発」を

「将来の世代のニーズに応える能力を損ねることなく、

現在の世代のニーズを満たす開発」と定義しています。

つまり、今だけでなく子ども、

孫といった先の世代までのことを

えた開発が求められているということです。


これには、次の3要素の調和が求められています。


①経済開発:経済活動を通じて富や価値を生み出していくこと
②社会的包摂:社会的に弱い立場の人も含め、一人ひとりの人権を尊重すること
③環境保護:環境を守っていくこと




そのために、「持続可能な開発」には、

上の3要素の調和が重要であると考えられています。





なぜSDGsに取り組まなければならないのか?


これまでのように利益ばかりを追求して、

環境や人権を犠牲にしていくと、

環境問題では地球は立ち行かなくなり、

貧困問題を放置すれば、

貧富の格差が拡がり、

持続的な経済成長が妨げられるからです。



「自分たちさえよければいい」では、

結果的に自らの首を締めることになります。

SDGsは私たち人類と地球を守るために

達成しなければならない国際公約ということです。

 






「企業のSDGs取り組み」

現在では多くの企業が、

SDGsに取り組んでいます。

例えば、みなさんにも馴染みのある企業、

IKEA



近年、世界ではプラスチック容器などのゴミ問題が話題に上がっています。

フランスでは、2016年にプラスチック製容器を禁止する法律が出ました。

インドでも、2017年に国家グリーン裁判所がプラスチック製容器やビニール袋を禁止する判決をくだしています。

日本においては、ペットボトルの廃棄問題が深刻になっています。

年間1000億本ある廃棄量のうち、

リサイクルされるのは30%のみ。

 


残りは、川に流されたり埋め立てられてしまっています。

昨年末には日本の廃プラスチックの主な輸出先だった

中国が輸入禁止を決定しました。


このようなことから、

イケア・ジャパンは、

ペットボトルの使用量を減らし、

いかにリサイクルしていくかということに

積極的に取り組んでいます。






写真左:原料の85%がさとうきび由来の

バイオプラスチックを利用したプラスチックバック。

写真右:保存に使えるフードキーパーは、オーブンにも使え、

蓋をとればそのまま食卓に並べられるため、節水や時短につながる。






こちらは、白熱電球よりも85%少ない消費電力で、

寿命も20年続くLED電球。

イケアで提供している電球は、

すべてLED電球。

2017年には8,500万個を75万世帯に提供。

2020年にむけて5億個の普及目標を掲げています。



こんなふうに、身近な企業がSDGsに取り組んでいることが多いんです!





「manawebの体験イベントも、実はSDGsの取り組み?!」

17の目標をそれぞれ見ていくと、

かなり大きな目標なので、

なんだか自分には直接関係のないような話に

見えるものもありますよね



でも、身近なところでできることって

たくさんあるんです!



もちろん、

みなさんの身近なところにありますよ!!



例えば、manawebの体験イベント♪



夏休みの体験イベントでみんなが作った、

『射的』

『レザーペンケース』

などなど

 

毎年たくさんの体験をしていますよね?!




 

これは、SDGsの17の目標でいうと、

 

manaweb塾では、

子どもたちに

様々な体験をして、

経験として積んでもらいたいという想いから、

こんなふうに体験イベントを企画・開催しています。

 

これも、SDGsへの取り組みのひとつなんです!!




というわけで、

 



意外と身近にSDGsへの取り組みに

関わっていることも多いんです!





※参考資料:「60分でわかる!SDGs超入門」